問い:私の歓びと愛をどのように広げるのか?(How can I expand my joy and love.)
機能:持ちこたえる(endure)
行為:超える(transcend)
12の月では、状況全体を意識する姿勢に通じて、個が全体に広がっていきました。現実という共有空間の中で、自分の立つ場所を見出していったのです。
13の月では、その場所で自分の持てる力を精一杯発揮していくことを通じて意識が再び個人に集中化していきます。
12の全体性の中で見出した場所で精一杯やる。しかしながら、自分の行為にまい進するにつれ、そもそも「今」立っている場所をもたらした全体のことを忘れてしまいがちです。
逆に、全体のことを考えすぎると自分の行為に集中できなくなるものです。もし、ただ、単純に自分ごとに没頭するのであれば、その人はまわりとの接点を失い孤立してしまうでしょう。しかし、この13番目の月はそれ単独で存在しているのではなく、過去の1〜12の月を踏まえています。自分の中に過去の体験や記憶が刻み込まれていれば、たとえ個人的な行為に没頭しても、その行為の中に人と共有した経験が反映されていきます。
13の月の“行為”は、『超える』。自分の中にさまざまな側面があります。行動し新しい体験をするたびに、相反する気持ちや自分に対する疑問が生じるかもしれません。そのつど、自分自答しながら、身体全体で「これでよい」と思えることをやる。そうした自分に対する誠実さが一瞬一瞬、自分自身を乗り越える力となっていくのです。
この月の“創造的な力の機能”は『存在を持ちこたえる』。たとえ全体の状況が「今」の自分の行為のきっかけになっているとしても、自分の力を発揮するかどうかは個人的なことです。
自分自身の誠実さといったごく個人的なことがらに対しては、他の誰も責任を負えません。
しかし、まさにそのことによって、さまざまな体験としての平面的な広がりが、自分と時間を結ぶ垂直的なつながりへと変換されていきます。
逆説的ですが、真に個人的になることで、個人と全体との新しいつながりが生み出されていくのです。
4次元の時間は放射状です。13を12+1ととらえるならば、空間的な全体像が12、13は空間をとらえている主体そのものです。ちょうど裏表のように、12の全体性がなければ、13という位置は生じることがなく、13という視点があるからこそさまざまな事象が12という広がりとして認識できます。
この13番目の月は、広がっては収束する呼吸のような放射状の時間を体験する月でもあります。また、円で言えば、円周が12であり、その中心が13のイメージに近いかもしれません。
そしてその中心もまた動き続けています。
精一杯「自分」としてたち続けている人に、言いようのない感動を覚えることはないでしょうか。具体的な関わりは何ひとつないのに、ただその時間を共有しているというだけ、深く自分の心を揺り動かされる・・・・そこには、言葉や理屈を超えた、一瞬であるけれども深い相互作用があります。個人(自己)という中心に立つことで、真に全体との結びつきが芽生え、全体を自然に誘導する。その全体の中で新たな自分を見出す。
さまざまな自分自身の断片をつなぎ、行為として表現し続けること。「今」「ここ」の一瞬一瞬を乗り越えていくことで、自分が存在する世界とのきずなが深まっていき、翌年の磁気の月に向けて再び自分を明け渡すことができるのです。
参考文献
マヤンカレンダー2
高橋いづみ

http://lovespeace-ashram.seesaa.net/article/97681698.html

http://mixi.jp/list_bbs.pl?id=1050449

http://lovespeace-ashram.seesaa.net/
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